読書メモ
なにに使おうか決めかねていたはてなダイアリーを今日から読書メモとすることに決める。
- 作者: エクトールマロ,H.ラノス,Hector Malot,二宮フサ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 作者: エクトールマロ,H.ラノス,Hector Malot,二宮フサ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
アニメの『ペリーヌ物語』の原作であるこの物語。もちろん私もアニメで最初にペリーヌに出会い、何度も再放送を見て、ペリーヌの自分の力で未来を切り開く力をすごいなぁと思って来た一人です。
アニメと原作にそんなに差はないけれど、改めて感じたことといえばアニメよりペリーヌが人間くさく感じられる。もちろんアニメでの人物作りは「清く、正しく、美しく」を信条としているんだろうけど、マロクールまでの旅の間では畑の小屋に泊まり込んで収穫泥棒を見て見ぬ振りをするところは自分が盗人に太刀打ちする力がないことを自覚し、と農村の他人への風当たりの厳しさをふまえて慎重になる。
ビュルフラン氏の秘書になってからはアニメでは甥っ子は一人だったけれど、原作では二人でてくるので後継者争いをしている二人のどちらの敵にも味方にもならないという身の処し方を迫れる。