図書館で借りた本の続き

ウィロビー·チェースのおおかみ
作ジョーン·エイケン 訳大橋善恵 冨山房 1975

はまぞうで検索すると他の作品は再版されたせいかでてくるんだけど、これだけはでてこなかった。
両親がいなくて従姉妹と暮すことになるシルビアと両親と離れて暮すことになるボニー、二人の少女の冒険物語。
優雅なお屋敷と広いお庭、優しい女中が淹れてくれる温かい飲み物、なんて幸せな生活から一転二転して、女の子はたくましくなって帰ってきます。
とても楽しい物語でした。
本当は『ナンタケットの夜鳥』の見返しの航海図を見て、そっちを借りようと思ったんだけど、こっちの本の方が先に書かれたようだったので試しに借りてみたのでした


日本児童文学大系 24 吉田甲子太郎 椋鳩十 林芙美子 田畑修一朗
ほるぷ出版 昭和52年

ぶらりと立寄った全集のコーナーでなんとなく手に取った本。
椋鳩十の作品にドキドキしながら読んだりしている。
林芙美子の「啓吉の学校」の清潔な雰囲気に和んでみたり。