シュタイナー本

七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育

七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育

幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方

幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方

随分前から読みたい、読みたいと思っていたシュタイナー教育の本。やっと借りて来ました。むすめの昼寝中に二冊とも斜め読み。
七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育は副題から勝手に家庭でのシュタイナー教育の方法が書いてあるもんだと思っていました。基本的には著者のアメリカでのシュタイナー幼稚園での体験が書いてあります。細かく愛情を持って幼稚園の様子が描写されているので、そんな幼稚園に行きたい!と思ってしまう。
著者も書いているんだけど、シュタイナーの遊び道具や楽器なんかの見た目なんかからシュタイナー教育に憧れる自分っていいの?って疑問、よく分かる。私は常にシュタイナーの遊び道具や人形に憧れ持ってます。高くてとても買えないんだ。
先日レゴが欲しいとか、昨日はココパッド*1に興味も持ったりしたけど、この本を読んでいたらすーっと消えてしまいました。
正確な文章は忘れたけど、子どもの木製の遊び道具を買うときは彫刻作品を選ぶように、なるべく高いものを買うっていう言葉が出てきた。シュタイナーの園では遊び道具も芸術品ですからね。でも著者の言葉にある通り、どんなに優れた教育方法も、遊び道具も子どもが実際に置かれた環境や接する人間によって力を発揮したり、逆に作用したりもするんだろう。
幸せな子ども―可愛がるほどいい子になる育て方の方は、悩み相談のようなエッセイのような感じの短いおはなしがたくさん、小学生のことから赤ちゃんのことまで話題は広い。

*1:http://cocopad.com/ 音の出るおもちゃはやっぱりスピーカーの質が問題かな。