砂の妖精と宝探しのこどもたち

砂の妖精 (福音館古典童話シリーズ 29)

砂の妖精 (福音館古典童話シリーズ 29)

宝さがしの子どもたち (福音館古典童話シリーズ)

宝さがしの子どもたち (福音館古典童話シリーズ)

砂の妖精 (福音館古典童話シリーズ 29)砂の妖精は昔NHKで「おねがいサミアどん」というアニメになっていて、よく見ていたのだが、今思い出そうとするとサミアどんの顔を思い浮かべるとどうしてもトトロになってしまう。
広い意味で妖精ということで同じ種類の生き物かもしれない。
テレビのサミアどんよりも原作のサミアドは仲間を失った古生物という感じでちょっと哀愁ただよっている。説教じじいのような感じもあるけれども、子どもたちのお願いはついつい聞いてしまうやるせなさも感じさせる。
宝さがしの子どもたち (福音館古典童話シリーズ)もそうだけど続編の翻訳はあるのかしらん?


宝さがしの子どもたち (福音館古典童話シリーズ)のバスタブル家の子どもたちの奮闘ぶりは読んでいてわくわくする。子どものとき、家計が苦しいと察知すると何か助けにならないものかと想像したけど実際には何も行動できなかった。
調べていないんだけど小公女と時代はだいぶ違うと思うんだけど、インドで財産を成した人(親戚)に援助されるっていう終わり方はなんだかハッピーエンド過ぎる気も。