やさしいおねえさんになる

近頃、むすめはお友だちを叩く。
手が早くなってきた。
人が使っているおもちゃが欲しいとき、「貸して」を言ったか言わないかのうちに、ひっぱりあいになって大きく平手を振りかぶっている。
同い年の子には平手を振りかぶって構えている間に叩かれ泣き、一つ上の子には叩いても効果なく、ママが仲裁に入るとわぁーわぁー泣き出し、実ママとしては「もう勝手に泣け」という毎日である。

今日も児童館で小さい子からおもちゃをとりあげて泣かしていた。その場で叱るとわぁーわぁー泣くだけなので短く切り上げて、家に帰ってから「小さい子に優しいお姉さんにならないと児童館連れていけない」とこんこんと諭す。
効果あるのかどうかわからないんだけど。

晩ごはんを食べながらむすめが
「きょうおともだちをなかしちゃったの」
「やさしいおねえさんになるね」
と言ってくれました。
とりあえず小さい子には手を出さないでくれ。
体格同じくらいの子となら殴り合いになってもいいからさ。