思えば

Jのクラブの試合を初めて見に行ったのは、フランス大会のアジア予選が終わった後の天皇杯でした。
平塚陸上競技場は女子でいっぱい。
彼がボールを持つ度に黄色い声が、そこへ相手チームがチェックに行く度に悲鳴が上がってました。

そういえばフランス大会後の再開初めての試合も平塚へ見に行った。
屋根のないスタンドでどしゃ降りにあって、ビショビショになって帰った。東海道線のクーラーが無情に冷たかったことをよく覚えてる。

しばらくはミョンボ兄さんを見に行ったり、テルを見に行ったり*1、特定のクラブのサポーターにならないままあちこち出かけてました。

今は夫とむすめはソシオになってたりする。

「成コレ」報道なんか見ると「所詮田舎のボンボンじゃねぇか」とつい言ってしまうのだが、むすめがチケットホルダーぶら下げているのも彼の功績の一つなんだな、と思う。

専用スタジアムができて、サポーターの声が反響する屋根ができて、スタジアムはどんどんよくなってる。

でもわたしは普通の空の広い市営陸上競技場の自由席で、おっちゃんが背もたれのない椅子に横になって寝てたり、子どもたちが最上段を走り回ってたりする景色が好きです。

*1:東海道五十三次してない方