とりあえず意識のもちよう

ルポ 産科医療崩壊 (ちくま新書)

ルポ 産科医療崩壊 (ちくま新書)

読了。
読後感が意外と明るいのは、阿真さんが出てきたからかしら。
妊娠、出産では予見できること、できないこと、予防出来ること、出来ないことがあるけれど、妊婦の側の意識や知識で産後の気持ちって変わってくると思う。

次女の妊娠中に妊婦に必要な情報が無い無い、と思って過ごしてた。
雰囲気だけのナチュラル思考や、根っこのない代替医療趣味ではなくて、もっと自分の体のこと、妊娠出産のことをしっかりと知りたいと思う。
そういう基盤があれば、不安や不満から起きてくる混乱に少しでも対処出来るかな。
保健師の出産前訪問はとてもいいアイデアだと思う。
病院でこんなことがあった、医者にあんなこと言われた、出産前にもっとこういうことが知りたかった、などなどをどこかで蓄積して整理することが必要なんだと思う。
その作業で、医療者と妊産婦の関係がよくなれば、「望まない医療介入」でしこりを残すことも減らせるのではないか、と思う。

次女がラップをいじっているので、今日はここまで。