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なぜ「科学」はウソをつくのか

なぜ「科学」はウソをつくのか

むすめ2号を昼寝させながら読了。2009年の本なので、原発とかもんじゅとか出てきても過去の本と思えば熱くならず、さらっと読了。

書いた人がどんな人か知らないで、図書館でぱっと目について借りたのですが、まぁ、なんかタイミングいい出会いでした。

一番面白かったのが、冒頭の高校の物理履修率の話だったので、この話題は他にも探してみよう。私は化学が全然理解できなくて、赤点だらけだったので、受験科目としての地学履修者でした。
科目としての立場は物理より地学の方が悲惨というのがおかしかったです。わたしが高校生のとき、地学の教科書って薄かったという話を夫にしたら、先生の影も薄かったと。
でも、地学便覧は見応えありでした。

これから、物理、地学の履修者増えるかなー。

私が受験した頃は、文系、理系の壁を壊した学際領域だったっけな、総合科学とかいうのができ始めてて、そういう学校に行こうと思っていた自分を思い出した。
なので、こういう感じの本は好きです。
個々の話題の捉え方はまた別だけど。

でも、地球温暖化二酸化炭素の話を読んでいて、生物多様性の話に「え、そこまで一括りにしちゃうの」と感じることと共通性がある気がした。

まぁ、何にしろいろいろな事象に対して自分なりの科学的な見方を磨くことが大事だなー、と痛感するのでした。