循環

山の家で草むしりをしたり、灌木を切ったりした後はどっか邪魔にならないところに積んでおけばいい。
東京で庭木を切ったり、草むしりをしたら、ちゃんとゴミ袋に入れて燃えるゴミの日にださないといけない。

もう秋で、こないだの台風で痛んだ木の葉は枯れて(紅葉じゃない)ぱらぱら落ちてきてる。
落ち葉つもって、歩くとさくさく音がする季節がもうすぐ。
そしたら山では落ち葉の上に雪が積もる。

雪がつもって、静かな静かな冬が来て、その後は春が来て、雪解けの小さな音が聞こえるようになる。

次の春、雪解け水が田畑や里に流れてくる頃は、どうなってるんだろう。
春の山菜はどうなのかなぁ。

今から、春の心配をしている。

というのもこないだ笹団子を30個送ってもらって、毎日もりもり食べているから。
野生のよもぎを使っているらしい。
笹は栽培したものかなぁ。
どこのだろう、と思いつつ、柔らかいうちに毎日もりもり食べている。

今までお世話になっていた地域の農産物を食べない、買わないことが自分の首を絞めていることは分かっているんだけど、でも、子どもたちと一緒に食べるわけにはいかないんだ。

この先、わたしも作り手もどこへ向かって行っちゃうんだろう。
考えてもわからないんだ。
森の有機物が循環しているように、わたしと作り手もつながってるんだ。

いろいろいっぱい考えすぎると、とりあえずここを離れた方がいいのかな、と思う。