変わっていく

二つの園の説明会に行ってきました。
変わっていく園と、とりあえず変わらない園と比べると、変わらない園の方が安心できる。
変わっていく園に入って、変わっていくことのお手伝いをしようと思った時期もあったけど、自分がこどもの二年間に何を望むのか考えたら、変わらない園を選びたい。

むすめ1号が幼稚園に行ってたころを思い出すと、幸せすぎて泣きそうになる。
朝、へびいちごやひめじょおんを摘みながら、公園の中を歩いて登園して、「早く行きたい!一番になりたい!」というむすめ1号の希望に応えて、40分に登園して、先生が出てくるのを待って、誰もいない保育室に一番乗りした。
帰りはお友達と走って公園に行ったり、4、5人のなかよしと一緒に歩いて帰って、家で5時まで遊んだりした。

いいこといっぱいあったね。
もう引越しちゃったから、同じ園にしても公園を通って行けないけど。まぁ、遠回りして行けないことないけど。

長時間の子どもたちの子どもたちがいる以上、長時間の子どもたち中心に園の施設をどう使うか、どういう活動をするのか決めるべきだと思う。
時間に制約のある保護者がいる以上、行事やPTA活動も時間に制約のある保護者を中心にして決めるべきだと思う。

だから、変わるのは当然だとおもう。来年度は丁寧に考えてあげてほしい。

でも、私はやっぱり、幼稚園のママとして二年間、子どもと一生懸命に時間を過ごしたい。むすめ1号のときに、毎日毎日遊んで、遊んで、遊んで暮らしたように。
だから、安心して、思いっきり幼稚園ママできる園に入る方が、私は幸せな二年間を過ごせると思うんだ。

自分のことばかり書いてしまったけれども、子どものことで考えると、来年、長時間の子どもたちが、3才9名、4才最大14名、5才8名ぐらい?全部で20名から31名ぐらいになる。今年の4才7〜8名をおひさまルームに移動してなんとかなってた状況とは全く違う。
3才はお弁当の後、おひさまルームでお昼寝をする。
その時間は2階のホールは使えない。
4才が早帰りの間はどこにいるのかな?
5才の2時以降はホールにいるらしいけど、その時間には3才を起こすのかな?

先生たち、この時間はチョー大変だと思う。

クラス編成も変わってしまって、縦割りの活動がどうなるのか全然見えない。2クラスあって広がりのあった活動が1クラスになるとどうなるんだろう。
もちろん1クラスの園は世の中にいっぱいあるし、先生たちは工夫して新しい活動の方法を考えてくれると思う。

親になると、やっぱり変化が怖くなっちゃうのかな。変わっていくところに飛び込んで行く勇気はないや。

なにより、ついつい考えてしまうことがもう一つある。
今までは二年保育で、一年待っての入園だった。
だから私立との住み分けができて、区立が好きだっていう人が残って、一年間公園や児童館で遊んで過ごして入ってきてたらから、なんとなーく園の雰囲気がまとまってた。
PTAも活気があったと思うんだ。
これが、私立との住み分けがなくなって、短時間でも3才で抽選で入ってくる人が半分いる状態だと、園の雰囲気は変わってしまうと思う。

ものすごく悲観的に考えると、保育料が安くて、延長保育があって、水曜日もお弁当になるかもしれなくて、将来的には給食になるかもしれない園という理由で入ってくる人が多かったら、どんな雰囲気の園になるんだろう。

そんなこと考えて気持ちが暗くなってしまうよ。

どうか、元気なママがたくさん集まってきて、「この園はいい園だよ、おいでよ」と言い続けられる園でいてほしい。
わたしがむすめ1号を入れたいと思った理由はたくさんあったけど、笑顔の素敵なママがたくさんいたことも理由の一つ。
今も小学校のPTAでも頑張ってる人が多い。

自分が園に求めてるものは、変わらない方の園にたくさんあると思う。だからそっちへ行こうと思うんだ。
まだまだ悩んじゃうけど。