二人目の話題

子どもは多い方がいいなぁー、なんて軽く思っている。
お金のことや部屋の使い方やら食事の手間やら考えると、もちろん少ない方が楽だ。お金に余裕があるわけでも、精神的にも体力的にも余裕があるわけじゃないけど、二人目ウェルカムである。

一人目だって決して最初から積極的に欲しかったわけじゃなくて、「夫婦二人でいてもなぁ」って気がしてきて、「子どもがいたら楽しいかも」なんて思い始めたら、義父のガンが発覚した。
やっぱあれは大きい出来事だったと思う。
家族を失う、先に生きてきた人は先に死んでしまう、ということを実感させられた。そして、私たちが思いつくどんな楽しみよりも赤ん坊が、それも孫がもたらす様々な事柄は義父母にとって心動かされることになるだろうと思った。
そんなわけで、久しぶりに孫が誕生して二年が過ぎたのでしたよ。

残された義母のために、なんて気持がないわけじゃない。
でも、それよりも今いる娘のためにも二人目を迎えたいと思う。
あと何十年かして親の老後の問題や、葬式なんて事態を迎えたとき、一人で背負い込まないですむようにしてあげたい。
などと思う。

まぁ、なによりも思春期を迎えた子どもと一対一で向き合いたくないという、私の逃げがあるんだけども。