やはり

むすめがテレビ番組で覚えた英語を上手に発音するのを聞くと、英会話教室に入れたくなったり、「からだであそぼ」でたいきくんが泳いでいるのを見て「わたしもおよぎたい!!」と言うとプールに行かせたくなったりするけれど、いつもやっぱりまだまだいいと思う。
まだまだこの子の世界は小さくて狭くていい。世界の広さは後で自分で発見して行けばいいと思う。今はまだ世界は手に触れるだけの範囲で、美や希望や信頼が満ちていればいいと思う。
自分の成長のスピードと共に世界を広げていけばいいと思う。
世界が美や希望や信頼以外のものもいっぱい溢れていることを受け止められるようになるまでは、そばについていてあげたい。カスピアン王子のつのぶえ (ナルニア国ものがたり (2))を読み終わったところだけど、できればむすめに対してアスランのようにまなざしや息や抱きしめることで、臆病風やいじけ心や責任のがれをしたい気持を吹き飛ばしてあげられるようになりたい。ルーシーが兄弟を説得する勇気を取り戻すところを何度も読んでそう思った。今まではこんなこと考えもしなかったけれど。