ゆかた製作秘話

父ちゃん浴衣作成合宿でもあった今回の夫実家滞在。
むすめを寝かし付けている間にばーちゃんが仕事を始め、呉服屋さんが裁ってくれた生地を相手に格闘しておりました。着物を複数人で縫うのはあまりよくないことらしいのですが、今回は練習だからということでわたしもお手伝い。なみ縫は慣れれば平気。でもくけ縫は日頃使わない筋肉を使ったせいか、すぐに疲れてしまう。
そんなんで段々浴衣への熱意冷めていくわたしに対して、段々形になっていくことでのっていくばーちゃん、朝目が覚めると襟が付いていてびっくりするわたし。
まだ出来上がっていないとは思うけど、わたしが縫ったところは数えられるぐらい、ほとんど全部ばーちゃん仕事です。感謝。

ばーちゃんといっしょにショッピングセンターでマネキンが着ている浴衣を見て、袖にミシン目が出ているのが目についてしまったり、商店街でマネキンが着ている浴衣の袖の中にロックミシンが見えてたり、「手縫いがいいというのはこういうことか」と改めて思ったりする。

手縫いはなんとなく頼りない気がしてたんだけど、洋服地じゃなくて浴衣地だったらやっぱりミシンは合わないんだろうし、縫い目を見せない始末の細かさを思うと、手縫いがいいと思う。

のだが、果たして自分の浴衣は作れるのであろうか。来シーズンまで持ち越しである。