浴衣完成記念

というわけで阿波踊りにおでかけ。ばあちゃんに浴衣を着た父子の写真を送ってやろうと思っただけなのだけど、大変なおでかけになってしまった。
一応公式ホームページでリサーチしたとは言っても案内図を持たずにウロウロしたので、交通整理の関係で思ってもいないところまで流されてしまった。
阿波踊りは見ているとひきこまれてしまって、むすめも完全にボーッとした顔で見ていた。もうちょっと小さかったら絶対音が怖くて「帰るー帰るー」と泣いただろうな。お囃子を聞いているうちにむすめも指が動き出していた。

自分達がどの辺にいるのか分からないのでとにかくバスの始発に乗ろうと思って駅へ向かったけれど、これが大間違いだったのでした。
来年はゴザに座ろう、と性懲りもなく思ってしまうわたし。
毎日通ってしまうという友達の言葉を「へー」と聞いていたわたしだけど、毎日通いたくなる意味が分かった。
連によって全然違うし、連の中でも男踊り、女踊り、提灯持ち、纏持ち、お囃子の人たち、それぞれ違うことしてる。見ていて本当に飽きない。一つの踊りの中でも緩急や変化があって目も耳も離せない。

小さい子が踊っているのを見ると涙ぐみそうになってしまった。大人の踊り子さんは人数が多いせいなのか、密集しているのか、単に体が大きいせいなのか、踊り手と踊り手の間が開いている感じがしなかったんだけど、子供が来ると人数が少なかったのか、体が小さいせいなのか、一人一人の間が開いていてアスファルトの路面が目に入って、なんだかとても頼りなげに見えた。みんな集中して一生懸命踊っているからよけいに涙ぐみそうになってしまった。