牛乳と豆乳

今朝早起きだったので、二階にも掃除機をかけていた。むすめが「ねんどするからボウル出してくださーい」という。大きいボウルを出して渡すと、次には「ギョウザ作るから小さいボウル出してくださーい」と言う。小さいボウルを出すと「お水くださーい」という。小さい小さい密閉容器に少し水を入れて運ぶ。運ぶこと数回。洗濯物干しやら掃除やらでむすめのそばを離れていたら今度は「牛乳パック下さーい」

今朝飲み終わった牛乳パックを洗って渡すと「牛乳入れてくるね」と和室へ。和室の座卓の上には大きなボウルになみなみと白い液体。あの小さいちいさい密閉容器で何回運んだらこんなに入るのだ。

白い紙粘土を水で溶かして作ったらしい。一応座卓の上にはねんど用に新聞紙とお盆が置いてあったのだけど、水でびちょびちょ。おままごと道具のお玉で牛乳パックに白い液体を注ぎ入れると「ふたしてくださーい」と言う。セロハンテープで半分だけ閉じると、「ねこさんに牛乳あげてくるね」とたっぷり入った牛乳パックを持って歩こうとする。とっても危険なので、むすめにはねこ用のお皿になる植木鉢の受け皿(これも粘土用に貸したやつ)を持って貰い、牛乳は私がもって玄関へ。
玄関の外へ出ると、お皿に牛乳を入れ、大きな声で「ねこさーん、ぎゅうにゅうだよー」と呼ぶ。

勿論猫は来ない。

「ねここないねー、あしたにしよっかー」とむすめはさっさと片付けて「つぎは豆乳つくろう」と家の中へ入っていった。

うちの中が寒いのにずーっと冷たい水を触っていて、その後お昼頃には超機嫌悪くなってしまった娘。わたしも洗面所で冷たい水でむすめの牛乳作り道具を洗っていたらゾクゾクしてきてしまった。