妊婦検診費用助成
昨日は夫とむすめがいないのでとある集まりに参加して、そこで今年度から始まったこの制度の話になりました。
ありがたーい制度なのであるが、しかし突っ込みどころ満載なのであった。
- 出産後に申請
まず出生届を受理してから検診費用を負担するってところが、なんだか出生率上げようとか、人口増やそうとか、あまりにも目先のことを考えてる感じで嫌である。子どもを生んだ褒賞金みたいな気がするし。母子手帳交付した時点で乳幼児医療証みたいなのを発行して、検診費用は一定の範囲内で区が負担しますよ、と言ってくれた方がとってもいい感じである。
- 保健センターで申請
ちょっとうちからは行きにくいところにあって、乳幼児健診の日にしか行かないところなのです。しかも健診の日は混むから避けてほしいとの注意書もあり。お金と本人確認の大事な作業ですからね。ま、分かるけどさ。健診の日に来る人数は分かっているんだから窓口に人員増やしておけばいいじゃないんでしょうか。
- 妊娠22週未満の死産の方は、対象になりません
これはどうかと思う。出産一時金の場合、対象は「妊娠85日以上の死産・流産を含む」とあるんだけどな。
8週から22週までは一番大事な時期で、何があってもおかしくないし、肉体的にも精神的にもダメージを本人は受けるのに、制度を知っていた人がここで制度の対象外となるのはさらに追い討ちをかけるようなものだと思う。
- 母子健康手帳の「妊娠中の経過欄(4ページから7ページの部分)」をコピーして申請者名を記入したもの
- 健康診査の記録がない日については「領収書とその領収書のコピー(申請者名を記入)」
申請に必要なものだそうです。こんなの絶対忘れそうです。窓口にコピー機用意しておいて下さい。
わたしが検診を受けているクリニックはこの制度が始まったので助成の範囲内で検診費用を値上げしました。なんと言ったらいいのでしょうかね。区内で他にも値上げしたとこあるのだろうか。
今話題の飛び込み出産を減すためにもお財布スカスカでも検診受けられるような制度に是非是非改善していって欲しいものです。