リスク

前置胎盤や癒着胎盤帝王切開後の前壁胎盤などなどネットで検索して調べていたら、大抵は大野事件に関する記述に行き当たります。
前から読んだことあるんだけれど、今の段階で読むと重い...。出血量とか読んじゃうと泣くよ。

リスクに関する数字がいろいろ出てくるけど、正直ピンとこない。乱暴ではあるけれど本人にとっては「あるか、ないか」の五分五分でしかないのだ。

大野事件についてのいろいろな記述を読むことで頭に残るのはやっぱり「お産は何があるかわかならい」ってことだけ。

前回の出産のときに手術前に執刀医が言ったことと同じ。
「これだからお産は怖いんだよ、何があるか分からない」

前回が常位胎盤早期剥離で今回が前壁の癒着胎盤の可能性ありということで、お産になる前に剥がれたとお産が済んでも剥がれませんだったら「真逆やん!!」と突っ込みたくなるような人生である。


母子で無事に家に帰れれば安産だと思うけれど、何事かがあっても波打ち際の砂の城のような現在の周産期医療の前で、水鉄砲振り回すような真似だけは誰にもしてほしくないと思う。

むすめを含め自分の身の周りの女の子達が周産期医療に関わるときに、今よりももっと状況がよくなっているように、そういう方向を向いていてください。