借りてきて読んだ本

世界一ぜいたくな子育て 欲張り世代の各国「母親」事情 (光文社新書)

世界一ぜいたくな子育て 欲張り世代の各国「母親」事情 (光文社新書)

面白かったなー、こういうの子ども産む前に読むといいよね。
いろんなところで、いろんな人がそれぞれの子育てをしているということがザックリ伝わる。

ついつい自分の周りの価値観や理想像みたいなのの中で子育てしてしまうけど、これ読むと自分が持っている「ねばならない」というのが勝手に自分で作ってることなんだ、ということを改めて感じる。
そして「自分ってすんごい自力で全部やってるじゃん」と思うね。
海外から帰ってきた人が「日本の主婦は忙しい」「日本は家事が多すぎ」と言ってたけど、やっぱりそうなんだね、私って世界基準でよくやってるよ。

でも、あまりにも重箱の隅。

VERYの世界に生きている母親がナニーを使ったら、という部分があったので、考えてみたけど。
歯医者や美容院に言ったときにVERYをちらちら見たりするのですが、VERYの世界には「保護者会で」とか、「役員会で」「子どもの習い事で」「週末のBBQで」とかいうシチュエーションはあっても、子どもを一時保育に預けてどうこうとか、ベビーシッターに預けてどうこうとか、そういうのは見たことないなぁ。
多分、記事にするにはお金払って他人に預けることよりも「実家の広いお庭で遊ばせてもらう」みたいなのがありそうだなぁ。

産む・産まない・産めない (講談社現代新書)

産む・産まない・産めない (講談社現代新書)

いろんな人が書いていて面白いなー、どんな研究分野にしてもオンナコドモは最後のフロンティアなのかなー、と思ったり。
世界一ぜいたくな子育て 欲張り世代の各国「母親」事情 (光文社新書)が先進国の例を取り上げていたら、これは途上国をフィールドにしている人が出てくる。
助産院のことや、帝王切開のことも出てくる。もうちょっとこの辺はやっぱこだわりたいな、と思う。

一ヶ月あまり借りたけれども、全部読み切れなかった。

他に角田光代と久々に山田詠美を読んで、角田光代の文体に慣れちゃうと山田詠美が重すぎた。
今は

くまちゃん

くまちゃん

を読んでます。こういう芋づる式の短編ってついつい次を読んじゃって夜更かしになってしまう。