都会へ

いつぶりなのか、夫と二人でおでかけ。
娘はお義姉さんにお願いして、いつぶりなんだろーの観劇です。

演目は私の小学生時代のアイドル、大地真央主演の「トスカ」です。
出演者が6人のシンプルな舞台。
長ゼリフを吐く篠井英介さんの技量に圧倒された。本当に芸達者な方でいやらしい敵役を十分にこなしておられました。
からだであそぼ」のレギュラーはもうないのかな、の小林十市さんは爽やか青年貴族らしく爽やかなお声でした。出番はたくさんじゃないけど、好印象。
篠井さんの部下を演じてた方も裏がありそうな雰囲気たっぷりで印象的。
カラヴァッジオを演じた俳優さんも明るくて素敵な感じ。
で、主役の真央さんですがこの方には時間の流れはあったのかと思うほどお美しいまま。いつまでも「サウンド オブ ミュージック」のマリアが似合うんだろうな。

恋人の釈放を求めながら、駆け引きする姿を見ていて宝塚時代の「情熱のバルセロナ」や「二都物語」を思い出していた。前者では目をかけてくれた女性の犠牲で牢獄を脱出する青年貴族だったし、後者では自分が好きな女性の恋人を救うために身代わりに処刑を受ける役だったんだよなぁ、なんて。
本当に女優さんとしてはなんか段違いな方なんだと思う。今は特別追っかけたい気持にはならないけど、いつまでも小さくまとまらずに前進していって欲しい才能だと思う。「大地真央」が演じている「何か」で終わらないでどんどん発展していって欲しいなぁ。