成長

今週はむすめの幼稚園の説明会に参加した後、頭が暴走していた感じ。体も鮭を解体して興奮したみたい、昨夜はなかなか眠れなかった。

シュタイナー教育への憧れが発作的に戻ってきて、「幼稚園はともかく小学校は別のところへ行く、移住してでも行く」と思ったんだけど、だんだん自分の精神状態が見えてきた。


「幼稚園に行かなくてもいい」と思ったのは、今までわたしと二人きりだったむすめを他の人たちのところへやるのが寂しいからなんだと思う。生まれて外へ出てきて、父親、私の母、義父、義母、伯母、伯父といろんな人に抱かれて行ったけど、自分以外の人にむすめを抱かせるのだって、最初はちょっとチクンときたのだった。ものすごい独占欲、というかまだまだ私の方がむすめとつながっているんだと感じてるんだ。

こうやってむすめがいろんな人に触れて、わたし好みのものやわたし好みでないものにも触れていってここまで来た。わたしはわたし好みの世界にむすめといようともがいてきたんだ。だから幼稚園に入ってわたし好みでない子どもや、親と出会ってしまうことに不安と嫉妬を感じているんだ。わたし自身がわたし好みでないこどもや親と出会うことを恐れている。

いいことも悪いことも、美しいものも醜悪なものも、何に出会うのも経験だという考え方だってある。そうやって自分のものの見方を身につけていくんだ、そう思う。
でもそれはもうちょっと後でいいじゃん、今はまだわたし好みの世界にいようよ。と、言いたくなってしまう。それはむすめのためなのか?自分のためなのか?


もう一つのシュタイナー発作の原因は「むすめだけでなくわたしも成長したい」という欲望だと思う。自分の今の状態を整理して、もっと周りがよく見えるようになりたい。むすめだけでなくわたしも外の世界を発見していきたい。

ただ、わたし好みでないものが溢れている世の中だから、あてもなく飛び込むのはとっても怖い。だからシュタイナー教育の段階を踏んで自分で自分自身と世界を発見していきたいんだと思う。
今はものすごく学習意欲が燃えていて、昨日マクロビオティックをやっているお友だちに教えて貰った本を買ってきてしまいました。

学習と言うよりは夢を広げる本ですが、きれいです。