家族

むすめが好きなだるまちゃんシリーズの今まで読んだことがなかった「だいこくちゃん」。お話自体はだるまちゃんとてんぐちゃんと同じ構造、今回だるまちゃんは自作の道具で対抗します。
「だいこくちゃん」以外の絵本が手元になくて記憶を頼りに書いているのですが。
だるまちゃんシリーズを読んでいて疑問に思ったことが一つ。「てんぐちゃん」ではあんなにだるまちゃんに親身になっていたお父さん、今回出てきません。それにおじいちゃんやおばあちゃんも。
「てんぐちゃん」以外でお父さん、おじいちゃん、おばあちゃんが出てくるのはだるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)の最後のページぐらい。
おかあさんはだるまちゃんとうさぎちゃんだるまちゃんとてんじんちゃん (こどものとも絵本)「てんじんちゃん」にも出てきます。
だるまちゃんととらのこちゃん (こどものとも傑作集)にはだるまちゃんの家族は誰も出てこない。

だるまちゃんファミリーに何があったんだろう、時代の流れかしらん。時代の流れついでに言えば最新作である「てんじんちゃん」(2006年出版)は何だか「ローハス」な雰囲気。