何が怖かったのかというと
中越のとき、新潟市内で揺れにあって、怖くて怖くて玄関で座って泣いていた。
何が怖かったのかというと、自分が「被災者」になるかもしれない、ということが怖かったんだと思う。
姑と2才児を抱えて、自分が家族を支えなくちゃいけない、ということが怖かったんだと思う。
神戸の親からは電話ですごい怒られたような気がする。
私がショックでおにぎりを噛む力も失っていたので、舅を亡くしたばかりの姑がシャンとしていた。
筋子のおにぎりだったなぁ。
その後、新幹線がストップして東京に帰れない以外は、日常生活は変わりなく送れた。
近所のホームセンターに買い出しにきた自衛隊のお兄さんたちがいたので、地震のことがちょっとリアルに感じれたぐらいだった。