バランス

土曜日には子育て応援券を使って、河合蘭さんの講演会に行ってきました。
妊娠中に予定帝王切開でもいいイメージを持って出産に臨みたいと思っていたので、ファン助産院のヨガに二度参加させてもらいました。半分は「場違いなところに紛れ込んでいる」という気持ちがあったので、自分が求めていることややっていることを誰かに確認してもらいたい気持ちがありました。
「お産とおっぱいおしゃべり会」で「イメジェリーもいいよ」という話を聞いたので、イメジェリーのクラスも予約していました。(その前につわりの頃にもファンさんに電話して、自分が受けられるケアがあるかどうか教えてもらっていたのでした。)
でも、クラスの当日朝に出血して病院行き、5日間の入院と自宅安静になってしまったのでした。

河合蘭さんの記事も前から読んでいてAERA with Babyの夏の記事ではアンケート葉書を書いて出してしまったことも。

そんなこんながあったので、see mom, be momさんの企画を知ってから参加したい気持ちと、今更な気持ちがあって申し込みはためらっていました。土曜なので夫とも出かける相談をしなくてはいけないし、何日か悩んでいたら託児が締め切られてしまった。
でも、無性に子育て応援券使いたい気持ちが湧いてきたので、夫と相談して娘二人連れで参加することにしてしまいました。
他の参加者の方にはご迷惑だったかもしれません。すいませんでした。

自分の出産について後悔はないし、思い残したことなんか今更探そうとは思わない。元気に二人の娘と暮らせる今があることで全てよし、だと思える。
ただリスクがあって予定帝王切開でも、自分なりの「いいお産」をイメージして求めていたんだと思う。その「いいお産」が「自然なお産」でもないし、「ゴージャスなお産」でもないからなかなか世の中から情報を得ることが難しい。ちょっと古い本なんか読むと不摂生すると帝王切開になる、なんて文章にぶち当たってしまう。
不安を解消するには正確な知識と、医師や助産婦さんとのコミュニケーションと、自分なりのリラックス法が必要だと思う。妊婦さん自身からこういうものを求めて探していると、ついつい頭でっかちになってしまって、体に力が入りすぎてしまうかも。だから妊婦さん向けのケアをやっている人たちには是非リスクある妊婦さんを対象から外さないで欲しいと思う。できれば健康な妊婦さん以上に支えてあげて欲しいと思うのです。
大事なのはやっぱり心と体のバランス。自分の体について正確な知識を持ちつつ、体も心もゆるめること。バランスがとれてリラックスしていれば時々は西洋医学東洋医学の間で振り回されても、なんとか「そんなもんかなぁー」って感じで乗り越えていけると思う。